「さて、どするかね」
にこやかなほほえみを浮かべながら手をさしのべている時宗が、均衡を破った。そのほほえみというやつがネックだったのか。端正なマスクに浮かんだ優しげな表情が、洋子の自尊心に刺さった。
「おあいにくさま、」
洋子はのばしかけていた手を引き戻し、フッ、と鼻で笑ってからニコリと笑った。
「時宗、私は好きなようにさせてもらうわ。私はあなたの物じゃないんだから」
そして真の腕をとり、あまつさえ仲良く腕を組み(真の抵抗が感じられた)、時宗に背をむけた。
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『小石川洋子の戦い1』より一部抜粋
小説原作:亜斗
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『ato_yoko01d.gif』, (1998/12/22), SIZE=[480*544], 25KB
この話でもっとも盛り上がるシーンだと思っています。
256色のGIFファイルでがんばりましたが、背景が手抜きですねえ。
とは言っても、校舎のイメージを設定していないので仕方ない面もあるんですが。
制服が未設定のころのイラストですので、タイの形が違ったりスカートやズボンに模様が入っていなかったりします。
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