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急に正拳付突きをしたくなった
急に正拳付突きをしたくなった
「まあな。怪我なんてのは油断しなけりゃそうそうしないものさ」
涼子は胸を張って言った。
すると恋はふるふると首を振って、にっこりと笑った。それに合わせて両耳の上で結んだ髪も揺れる。
「ううん。お馬鹿さんは風邪ひかないって意味だお」
「……レン、そこを動くなよ。あたしは今、急に正拳突きの練習をしたい気分になった」
二人はほぼ同時に席を立ちあがり、恋の机を中心に追い掛けっこが始まった。逃げる恋を涼子が追う。慌てて菜摘も立ち上がり、二人を制止しようとする。しかし、恋と涼子のどちらを止めたものか、とっさの判断に迷ってしまう。
「ね、ねえ、二人とも初日ぐらいおとなしくしてようよ!」
『水面下の戦い・第一回』より
小説原作:剣士”
『kenj_sui01e.gif』, (1999/06/28), SIZE=[400*300], 16KB

4枚も下絵を描いてすべてボツにしたという曰く付きの作品です。
恋の髪型が今ひとつだったり、レイアウトが物足りなかったり……、
ずいぶん絵の練習をさせてもらったシーンです。
タイの形は決定のものですが、スカート模様は未定の時期だったので無地で塗りつぶしちゃいました。